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【大人の歯列矯正】これが現実!失敗しないための矯正リアル教訓【準備編】

歯列矯正

今日は、私が実際に経験して感じた、矯正の現実を一言でわかりやすく教訓として伝えたいと思います。
矯正検討中の方、初期の方に向けての心構えとして、参考になれば嬉しいです。

ここでは、矯正が始まる前の実際の準備段階で、気をつけることを教訓にしました。

では早速いってみましょう!

スタートダッシュ(先生選び)でこけたら人生詰む

まず準備段階で、知っておいてほしいのは、矯正選びが成功するかどうかは、先生選びにかかっているということ。
そしてこれが何より一番難しい。

この段階で失敗したら、抜く必要のない歯を抜かれたり、何年やっても矯正が終わらなかったり、人生詰む可能性さえあります。2年〜3年の治療が全て無駄になってしまう可能性があるので、先生選びは本当に慎重にしなくてはいけません。

矯正歯科は歯科医師免許あれば誰でも名乗れる

皆さんこれご存知でしたか?

日本の法律では、歯科医師免許(国家資格)を持っていれば、誰でも「矯正歯科」と名乗ることが可能です。
特別な矯正専門の資格(認定医・専門医・指導医など)がなくても、歯科医師であれば矯正歯科を開業・診療することができるって、めちゃくちゃ怖くないですか?

ただでさえ技術の差によって、結果に差が出る矯正治療を、専門の知識がない一般の歯科医の先生が治療していると思ったら恐ろしい話です。

ここに歯列矯正の闇があると思います。矯正治療って保険が効かず自費診療で高額治療になりますよね。

中には金儲け主義の先生もいるため、そんな先生に引っかからないように本当に注意が必要です。

では、一体どうやって先生を選んだらいいのか?

指導医、専門医でも絶対大丈夫とは言い切れない

矯正歯科を選ぶといっても、矯正歯科の右も左もわからない状態で、一体何を基準に選んだらいいかわからないですよね。

そういう方はまず、公益社団法人日本矯正歯科学会のホームページから認定医以上の先生を探してみてください。自分の家や職場から近いなど、通いやすい所にあれば、初回カウンセリングの候補として検討してみてもいいと思います。

が、私がここで言いたいのは、認定医以上の先生だったら絶対に大丈夫!ともいい切れないことです。

私の先生は、臨床指導医の先生で、経験も技術もあると認められた先生でした。
だからといって、完璧な歯並びになったかというと、そうではありません。

失敗とまでは言い切れませんが、大成功とも言えず、噛み合わせに少し不満が残る結果となりました。

矯正は終わるまで、本当に結果がわからない治療なのです。

だからこそ、最低でも認定以上の先生を選ぶということが大事だと思います。

安い・早い・簡単に そんな矯正歯科 逆に怖いわ

先ほど「認定医以上の先生から選ぼう」とお伝えしていますが、それでもついつい安い・早い・簡単にという、魅惑的な広告につられてしまうことってあると思います。

ですが、矯正にそんなうたい文句は、通用しません。

相場からかけ離れた安い価格には気をつけてください。
そんな簡単に歯は動きません。矯正は長い治療で大変なのは当たり前。早く終わるとうたっている歯科は信用してはいけません。

『安い』と引き換えに、治療の質や安全性を手離してる可能性もあります。
長期間耐える覚悟ないなら、勢いで契約してはいけません。

精密検査でセファロ(頭部X線)ちゃんとした?

矯正の治療をする前にこれやってもらってない人いたら、その矯正歯科は危ないと思います。

セファロって通常の一般歯科で使っているレントゲンではなく、矯正歯科用の特別なレントゲン写真のこと。

↓これは私のセファロ写真です。なかなかの出っ歯具合がわかると思います。笑

これをせずに治療を始めているとしたら、もはや何を根拠に治療計画立てたのかよくわからないので、精密検査でこれをしない歯科は絶対にやめておいてください。

そんな歯科にあなたの大事な歯、預けてはいけません。。初回カウンセリングのときにセファロ診断があるかどうか確認しておくのがいいと思います。

SNS条件付きモニターはやめときや

最近、「SNSで治療中の経過を投稿してくれたら通常価格より安く矯正できます」っていう条件付きのモニターもあると思いますが、それ絶対やめておいたほうがいいです

なぜかって、その投稿、先生にチェックされてるって知ってますか?

治療が順調に進んだらいいですが、途中で不満があった時、本音が書けなくなってきます。

本当は、評判の良くない先生なのに、そんないいところばっかりの嘘のキラキラ投稿を見て、また他の誰かが騙されてしまう。たまたま自分の投稿を見た人が、その歯科をいいと思って契約してしまうこともあります。

SNSはほとんど嘘ばかりと思って見極める力も必要ですが、それを加担する側にまわるのもやめておきましょう。

私は、そんな技術のない先生のもとで矯正治療を安く始めて、泣く泣く転院した人をいっぱい見てきました。安く始めた矯正が、結果的に高くつくことにもなりかねません。
本当に気をつけてください。

(モニターやってる矯正歯科、今モニターで治療中の方が全部ダメという訳ではありませんので、そこはご理解下さい🙇‍♀️)

初回カウンセリング その違和感 ほぼ当たってる

初回カウンセリングに行くときの心構えとして私から伝えたいこと。

歯科の雰囲気、清潔感、受付の対応、先生との相性・・・何かしら違和感を感じたらやめておいたほうがいいです。その違和感だいたい当たってます。

私も実際に初回カウンセリングで、入ってすぐに「ここはないな」と思った歯科があります。

まず待合が雑然としていて、清潔感がない。
受付の対応がとても感じが悪い
奥から聞こえてくる先生が患者さんにタメ口。

もうこの段階で、なんとなく嫌な予感はしていましたが、その直感は正解でした。

この歯科は、初回カウンセリングの3番目に行ったのですが、とにかく先生との相性が合わない。
私が1件目でもらった精密検査の結果を持っていったのが気に食わなかったのか、質問してもまともに相談に乗ってくれず投げやりな感じでした。

1〜2件目の先生はとても親身になって相談に乗ってくれたのに、この先生は最初から話を聞く気がないのが伝わってきました。
私もこんな先生とこれ以上話すことはないと思って、10分で退散。

矯正は長い治療になるので、先生との相性は本当に大事です。少しでも違和感を感じたらやめておきましょう。

虫歯治療とホワイトニングは矯正前にするべし

虫歯治療

特に虫歯治療は絶対に先にやっておいたほうがいいです!

できれば、初回カウンセリングで歯科選びをしている最中に、同時進行で虫歯治療を済ませておきましょう。

なぜなら、矯正中は虫歯の治療がしづらいから!

もし矯正治療中に虫歯が見つかったら、ワイヤーやブラケットを一度外さなきゃいけないこともあります。そうなると、矯正治療も中断してしまうし、なにより装置の付け直しがとても大変です。

精密検査の時点で虫歯が見つかった場合、虫歯治療が先になります。そうなるとどんどん矯正治療開始が遅くなってしまうので、「よし!矯正するぞ」と決意した段階でまず一般歯科に行って今の状態を診てもらいましょう。

ホワイトニング

次にホワイトニングですが、これは矯正あるあるだと思います。

矯正中は、鏡を見るたびに自分の歯ばかりに目がいきます。
歯がだんだん綺麗に並んでくると、今度は自分の歯の黄ばみや着色がだんだんと気になってくる。

矯正中はホワイトニングができないので、できないとなるとますますホワイトニングしたくてたまらなくなります。矯正することで、自然と“美意識”が上がってきて「どうせなら白くしたい!」という欲がどんどん出てくるのですが、実際できないので、ちょっとしたストレスになります。

矯正中にモチベーションを保つためにも、ホワイトニングは先にやっておくことをオススメします。

まとめ

以上、私が実際に矯正治療をしてきた経験からみなさんにお伝えしたい、矯正の教訓【準備編】でした。

矯正は慌てて始めるよりも、しっかり準備してからスタートしたほうが、絶対に後悔が少ないです。
少し面倒でも、事前に整えておくことが、これから続く長い矯正生活を“安心でスムーズなもの”に変えてくれます。矯正歯科選びは焦らず慎重に!
あなたの矯正がうまくいきますように。しっかり準備してから始めましょう!

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