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【大人の歯列矯正】これが現実!失敗しないための矯正リアル教訓【治療中編】

歯列矯正

矯正中って、世界が歯を中心に回ってしまいますよね?

痛みがあったり、歯磨きも大変。ずっと悩んでいた歯が少しずつ並んでいく様子を見ては一喜一憂したり、私も1日中、歯のことばかり考えていました。

今日は、私の経験から、「こんなこと気にしなくてよかったな〜」ってことや、「もっとこうしておけばよかったな」って感じたことを皆さんに教訓として伝えたいと思います。

では、早速見ていきましょう!

矯正中の歯磨きはブラッシング圧に気をつけて

矯正中の歯磨きって虫歯になるのが怖いし、ついつい一生懸命やってしまいますよね。

朝昼晩の食事後3回、それ以外にも間食した後も歯磨きしているとしたら、一日何回もしていると思います。その歯磨きの際に毎回強い力が入ってしまっているとしたら、どうなると思いますか?

次の写真を見てください。これは実際の私の矯正前と矯正後の写真です。黄色い部分、歯が削れているのがわかると思います。

これはくさび状欠損というもので、

「歯磨きを頑張りすぎたこと」によって起きた可能性が高い。

くさび状欠損とは?

歯の根元(歯と歯ぐきの境目)にできる V字型の欠け・すり減りのことです。

  • 「くさび状」=くさび(Vの形)みたいな形
  • 「欠損」=歯の一部が削れてなくなること

くさび状欠損の主な原因はこの3つ!

  • 歯みがきの力が強すぎる(圧が強い)
    → ゴシゴシ横みがきで歯の根元が少しずつ削れていく
  • 歯ぎしり・くいしばり
    → 歯に無理な力がかかって、歯の根元に負荷が集中 → ひび割れてくる
  • かみ合わせのズレ
    → 特定の歯にだけ強い力がかかって、そこだけすり減りやすくなる

この3つの原因、私の場合は全て思い当たるふしがあります。今考えれば、歯磨きのブラッシング圧も気にしたことはなく、ゴシゴシ磨いていました。

くさび状欠損になるとどうなる?

  • 見た目がとても気になる
    とにかく鏡で見たときに「歯が削れてる」「形が変」ってなり、見るたびにテンションが下がります。
  • 知覚過敏になる
    歯が削れてしまっているので、とにかく冷たいものや熱いものが染みて辛い。
    ホワイトニングの薬剤も染みやすい。
  • 虫歯のリスクが上がる
    エナメル質が削れてしまっているため虫歯になりやすい。

私のくさび状欠損のその後はどうなっているかというと、現在も少しずつ進行しています。右上以外にも全体的にくさび状欠損になっている歯が増えてきて、この先どうなってしまうのか不安でたまりません。その上、これがあるせいで、ホワイトニングも染みるのが怖くてできていません。

私のようにならないためにも、これから矯正を始める方は、「歯磨き頑張りすぎないように」十分気をつけてほしいと思います。

友達の正中線、気にしたことある?誰も見てないよ

矯正終盤になると、正中線が合っているか気になってきますよね?

そもそも「正中線」って何かというと、顔のど真ん中のラインのこと。
イラストで確認してみましょう。

つまり、上の前歯の真ん中と、下の前歯の真ん中が、顔の真ん中とピッタリ合ってるか? ということです。

次は、私の歯で確認してみましょう。上の写真は矯正前。舌の写真が矯正後の写真です。私の場合、幸いにも正中線はぴったりと合わせることができました。

が、今もし正中線を合わせたくて悩んでいる方がいたら、伝えたいことがあります。

「友達の歯の正中線ピッタリ合ってるか気にしたことある?」笑

「Aちゃんはズレてるけど、Bちゃんはピッタリなの!」そう答えられる人なんてほとんどいないと思います。誰も人の正中線が揃っているかなんてそんな小さなこと気にしていません。

矯正中は、自分の歯ばかり見ているので、少しのズレがあると気になると思いますが、人によっては、歯や骨格的、かみ合わせ的に合わせることが無理な場合もあります。
「1mmのズレも許さない!」ってスタンスでいると矯正は一生終わらないかもしれません。

「正中を合わせること」に執着せず、それぞれ先生の治療方針に従って受け入れることも大事です。

最終の微調整、こっちが治ればあっちが悪くなる

これは、矯正した方は、身にしみてわかると思います。

もういよいよブラオフが見えてきて、やっと矯正生活から開放される〜!と思った矢先、ここからが矯正の本当の始まりだった。笑
最後の微調整本当に大変なんですよね。

気になるところを調整してもらい、治ったと思ったら、今度は別の歯が歪んでくる。

今度はその歪んだ歯を治したらまた別のところが歪んでくる。

ブラオフがすぐ目の前にあるのに、永遠に終わらない調整地獄に陥ります。

私も最後の微調整、本当に苦労しました。やればやるほどどんどん悪くなっていって、こんなことなら先生のいうタイミングでちゃんと終わっておけばよかった。
私の場合は、正直言って微調整する前の歯並びの方が好きでした。

なので、皆さんにはこの私の経験を踏まえて、ある程度のところで妥協点を見つけて欲しいと思います。

先生のゴールと自分のゴールが違うと失敗と感じやすい

そもそも先生の思っているゴールと、自分の目指しているゴール、一致していますか?

矯正中は、先生とのコニュニケーションを取る時間がなくて、治療が順調なのかもわからないまま、ある日突然先生に「そろそろ装置外しましょう」って言われる。

こっちは「え?こんなとこで終わるの?」って思っても、先生にとってはそこが完璧なゴールだったりすることもあります。そもそも自分の歯の限界がそこなのかもしれないし、先生が重視しているポイントがかみ合わせなのか、見た目なのか、それによっても変わってくると思います。

先生と患者のゴールがそもそも違っていると、その矯正は先生にとっては成功なのに、自分にとっては失敗に感じてしまい、後悔することになります。

ブラオフ間近になって、「こんなはずじゃなかった〜」とならないように、中盤以降、先生と自分のゴールのすり合わせをしっかりすることが大事です。

とはいっても、先生とのコミュニケーションが一番難しいんですけどね・・・

まとめ

矯正治療中は、痛みやストレスの多い生活に耐えているので、自分の歯の事で頭がいっぱいになってしまいがちです。

私は、虫歯になるのが怖くて、一生懸命歯磨きをやりすぎてしまい、大事な歯が削れてしまう結果となりました。小さな自分のこだわりで微調整を続けたせいで、治療期間が長引きました。

今回ご紹介した教訓は、全て、過去の私に向けて書いたものです。

今治療中で悩んでいる方も、もし思い当たるふしがあれば、少しでも私の教訓がお役に立てると嬉しいです。

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