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【大人の歯列矯正】これが現実!失敗しないための矯正リアル教訓【ブラオフ後編】

歯列矯正

矯正装置を外した後の生活ってどんな感じなんだろう?
ブラオフ後のことも気になりますよね?

矯正治療中はInstagramやSNSで、矯正中の仲間と盛んに情報交換しあっているけど、「終わったらSNS更新しなくなる」。これも矯正のあるあるですよね。

だからその後のことって、リアルな情報があまりなくて、実際はどうなんだろう?ってわからないことも多いと思います。

矯正生活2〜3年という長い期間を終えて、やっとやっと矯正終わった〜!と思ったら、実はまだまだ終わりません。笑

ここから「保定期間」というものが待ち受けています。これがなかなか厄介で、とても重要だったりします。

そこで今回は「そんなの聞いてないよ〜」ってならないように、ブラオフ後の矯正のリアルを、教訓としてお伝えしたいと思います。

では早速はじめましょう!

リテーナーは一生!ブラオフしても矯正生活は終わらず

「リテーナーは一生」衝撃的ですよね。
わたしも初めて一般歯科の先生からこう言われたとき、
「え、一生ってどういうこと?そんなの聞いてないよ〜」とショックを受けたのを覚えています。

矯正が終わって「装置が取れた!わーい!」…で終わりじゃないんです。

歯は、元の場所に戻ろうとする性質があるため、「動かした歯をその位置に安定させる期間」が必要になります。
それが 「保定期間(ほていきかん)」 です。

どれくらいの期間?

  • 矯正期間と同じくらい、またはそれ以上かかることも
  • 「目に見えないけど大切な仕上げ期間」

矯正歯科の先生から言われるのは、各先生の方針によって変わってくると思いますが、
だいたい 1〜3年程度と言われることが多いと思います。

私の場合も、先生から言われたのは2年程度。1年くらいは食事中以外はずっとつけていましたが、その後は、夜寝るときだけになりました。
これは先生の方針によって、つける期間は違ってくると思いますが、私の経験から言わせていただくと

やっぱり「リテーナーは一生」やったほうがいい!というのが結論です。

保定に使う装置(リテーナー)

リテーナーの種類も様々あるので、治療をしてもらう矯正歯科がどのタイプのリテーナーになるのか、自分で選ぶことができるのかどうか、前もって確認しておくといいと思います。

種類特徴
マウスピース型(取り外し可)
透明で目立たない。忘れると後戻りのリスクあり!
ベッグタイプ型(取り外し可)樹脂とワイヤーでできている。ワイヤーが歯の全面に出るため、目立つ。慣れるまで違和感がある。滑舌が悪くなる。
ワイヤー固定型(裏側に接着)自分で外せない。着け忘れの心配はなし。ただし歯磨きしづらい。フロスが通せない。

私が使っているリテーナーは主にマウスピース型。ベッグタイプは、保定期間中の顎のトラブルにより途中で先生が追加で作ってくれました。

マウスピース型とベッグタイプ両方を使った感想としては、私はマウスピースの方が合っていました。

ベッグタイプは前歯の全面に太いワイヤーが1本出るので、せっかく矯正が終わってワイヤーが外れたのに、「終わった感」が全くありません。そして何より、このベッグタイプをつけると、めちゃくちゃ滑舌が悪くなります😂。あまりの滑舌の悪さに、自分で何言ってるのかわからなくて、笑ってしまいました。

ただ、これも毎日つけていたら普通に喋れるようになるのでそれほど心配はいりませんので、ご安心ください。

リテーナー、ちゃんと使わないとどうなる?

  • 歯が動く!戻る!ズレる!
  • 「せっかくの矯正が台無し」に…

実際、リテーナーをサボって後戻りしてる人めっちゃ多いです。実際私の友人もリテーナーをサボったせいで、前歯がズレていました。

私の実感としても、少しでもサボったら次の日リテーナーをはめるとキツくて、歯が動いてしまっているのがよくわかります。ブラオフから2年半経った今も夜寝るときだけはリテーナーをつけていますが、それでも少し前歯がズレているのを感じています。

歯は自分で想像している以上に動いています。

あんな大金払ってストレスの多い矯正生活を頑張ったのに、後戻りしてしまったらショックですよね。そうならないためにも、リテーナーは絶対サボってはいけません!

保定期間は「矯正の仕上げ」

  • 歯列矯正は「動かすだけ」じゃなく「定着させて完成」
  • リテーナーは“面倒くさくても”サボらずつけよう!
  • 医師の指示にしたがって装着時間・期間を守ることが超大事!

芸能人みたいな歯並びにはならん!

矯正したら、芸能人みたいな綺麗な歯になるって思っていませんか?

でも実際は…あんな完璧な歯並びにはなりません!
私も最初、「矯正すれば芸能人みたいなパーフェクトスマイルになれる!」と期待していました。
でも、矯正が終わってみて気づいたのは、「現実と理想のギャップ」でした。

そもそも歯がめちゃくちゃ綺麗な芸能人は、矯正ではなくセラミックである可能性が高い。もちろん元々歯並びが綺麗な方や、矯正で綺麗になった芸能人の方もいると思います。

が、やっぱり現実はそう上手くは行きません。インスタグラムでも矯正の方と情報交換してきましたが、矯正で100%満足して終わった人は少数派です。ほとんどが何かしら妥協をして矯正を終わらせています。もちろん中には見た目もかみ合わせもばっちり合ってどこから見ても綺麗な歯並びになっている人もいます。

ですが、「自分も芸能人みたいな歯並びになる!」と思って矯正を始めてしまうと、期待を裏切られた時に、理想と現実のギャップを受け入れることができずショックが大きくなる可能性があります。

そうならないために、私からもう一度お伝えしておきます。

芸能人みたいな歯並びにはならん!

ブラオフ後、理想と現実のギャップに苦しくなったときは、この言葉を思い出し頂けると嬉しいです。

矯正で100点取るのは難しい。80点取れたら合格

これは私が、矯正終了後に噛み合わせに不満があることを、一般歯科の先生に相談した時に、先生から言われたことです。

「矯正治療は難しいよ。矯正が上手い先生って本当に少ないし、今まで矯正した人いっぱい見てきたけど、だいたいが80点。完璧な歯並びにしてもらった人は100人に1人くらい。」

「大金払って、矯正したんだから完璧な歯並びになるのはあたりまえ

そう思っていた私には、とてもショックでした。

ですが、先生から「80点取れてるから大丈夫。まだ上手いほうやと思うよ」そう言ってもらえて
少し救われましたが、矯正している人はきっと私と同じように「完璧な歯並び」になると想像している方が多いと思います。

そんな方に知っておいてほしい。

矯正は80点とれたら合格です!

まとめ

ここまでブラオフ後の矯正生活についての教訓をお伝えしてきましたが、少しでも矯正後のその後がイメージできたでしょうか?

矯正は、歯の大きさや形、骨格等によって、できることとできないことがある。個人差がとても大きい。そして矯正後も歯はずっと動き続けるため、リテーナーは絶対にサボってはいけないこと、真面目につけていても多少の「後戻り」は避けられないこと。

そういったことを念頭において、100点を取る完璧な歯並びを目指すのではなく、トータルでバランスの良い80点の歯並びになればそれでよし。それくらいのスタンスで矯正にのぞんで頂けたらと思います。

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